千島学説の腸内で血液がつくられていることが、社会的にも認められる

「内海氏Facebook」より

いまさらという感じもしますが、人の腸内で血液(を構成する細胞である血球)が作られていることを証明した論文が権威のある雑誌にのったというニュースです。
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腸で造血がされているという説を腸(内)造血説といい、日本の生物学者で医学博士でもある千島喜久男氏(1899-1978年)が提唱したことで有名な説です。
腸内造血説は、千島博士が提唱した独特の8つの主要な原理からなる千島学説に登場する代表的な原理の一つです。

千島学説をかいつまんで要点だけ以下に解説します。
①(赤血球)造血は骨髄ではなく小腸の絨毛で起こる
②すべての細胞(体細胞、生殖細胞、さらにがん細胞など)も赤血球から分化し、条件により後戻りもする
③病原体は感染ではなく体内で自然発生もする(感染を否定している訳ではない)
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池田教授ほんまでっか?「ほぼ無限の寿命を持つ植物が存在する」

「なぜ老化をするのか」という問いかけがそもそも間違っている
mag2ニュースより以下引用です
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・老化に進化論的な意味はない

前回は存在するものにいちいち理由や意味などない、という話をした。今回は「なぜ老化をするのか」という問は、そもそも問が間違っているという話をする。
「どのように老化が起こるか」という問に関しては、解剖学的、生理学的、分子生物学的な見地からの山ほどの答えがある。それに対して「なぜ」という問に対しては、「老化は自身の遺伝子を残すのに有利だから」というネオダーウィニズム的な答えに、現代生物学は汚染され続けてきた。

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父親由来のミトコンドリアDNAが発見され、「ミトコンドリア・イブ」が覆る可能性が示される


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細胞内で呼吸を行いエネルギーを作り出すミトコンドリアは母性遺伝することが2011年の研究で発表されました。受精卵において父親由来のミトコンドリアは「自食」と呼ばれる作用によって分解されるため、遺伝子が次世代に伝わらないというのが研究結果の内容でしたが、新たな研究結果で父親由来のミトコンドリアDNAが遺伝していたとの報告がありました。人類の起源となる女性「ミトコンドリア・イブ」の仮説はミトコンドリアの母性遺伝を前提としているため、学説が覆される可能性もでてきています。

米国科学アカデミー紀要で発表された最新の研究結果では、ミトコンドリアが父親と母親の両方に由来することが示されました。この研究は別個の3家族を調査したもので、各家族において父親の精子由来のミトコンドリアが数世代にわたって受け継がれていることが確認されたといいます。

ミトコンドリアは人が摂取した糖、脂肪、タンパク質をエネルギーに変換してくれるものなので、ミトコンドリアに障害が起こると生命に関わることが少なくありません。ミトコンドリア病の1つであるMELASでは知能低下や難聴、頭痛、おう吐、意識障害のほか全身の筋力低下や心臓機能の低下がみられ、発症後は数年のうちに亡くなる人も多くいます。

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