2014年01月

群れるメリット

msg:38933 「適応の位相」で以前、人類の適応における群れの重要性を書いたことがありました。

進化史的にみて「群れ」を形成するメリットは何だったのでしょうか。

かなり素朴に生きている生物群でも、群れでいる方がより適応に有利である事例が多いようです。

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「単一起源VS多地域起源」。学者のその論争は本質的に意味があるのか?②

因みに4万年前~3万年前にかけては新人であるクロマニヨン人と旧人であるネアンデルタール人は同じ時代に共存していたようだが、DNA解析によればこの時は確かに混血は起こっていないらしい。しかしこれは人類の婚姻のありようを考えれば、ごく当然である。なぜなら人類集団は点在しており、かつ互いにまれにしか遭遇せず、婚姻は集団内部で行われていた。かつ人類は共認動物であるがゆえに、当時であれば言語も当然違った別集団と婚姻上交わることは非常に考えにくい。だから混血が行われていないからといって種が違うという証拠には全くならない。

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「単一起源VS多地域起源」。学者のその論争は本質的に意味があるのか?

現代人は単一起源か多地域起源か?人類学者達はこの問題の解明に熱心に取り組んでるらしい。しかし私はこの問題について、そのどちらが正しいかそれ以前に、この論争に果たして意味があるのか?という根本的疑問を持っている。
それには以下の点においてである。

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2足歩行は人類を形成した主要因ではない 直立→道具説の批判

しかし直立が人類を形成した主要因であるかのような誤解が、未だに広く蔓延しているのは、おそらく直立によって手が自由に使えるようになり、道具を使ったりものを加工することが可能になった(そのことが人類の知能を発達させた)という、エンゲルス以来の学説の影響力が強いからではないかと考えられる。実際人類をホモ・ハビルス=道具を使う存在と呼ぶ文化人も多い。(更にこの見解には、その背後に道具→生産力の発達こそ人類史を動してきた根本要因である、という生産力中心史観も横たわっている。)

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2足歩行は人類を形成した主要因ではない サルの上半身直立の事実

直立歩行と知能の発達(共認・観念の発達)に関する投稿が続いていますが、多くの誤解があるようです。この問題を議論する上では、先ずサル段階での肉体機能の変化を抑えておくことが、私は不可欠だと思います。

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