2014年04月

Y染色体に刻まれた、闘争存在であるオスの証し

> 外圧適応の為に、獲得するものが「変異」です。だから、変異は「闘争存在である雄発」の必然があリます。
 
> 外圧適応して種を存続させる為には、外圧変化に適応する「変異」が必須である。その変異は、外圧に強く晒される雄の側で獲得される。そして、この変異を次世代に継承する、時間差としての役割を雌が担っている。
 
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ドーキンスの価値観

>しばしば生物学には学者(あるいは専門学会)の持つ価値観が投影され、 その価値観に基づいた発見や論証がまだまだ多いのではないでしょうか。
 (81945

このことが端的に表れている事例を紹介します。
「進化:ダーウィンを継ぐもの」という、
ドーキンスとレニエによる対談の中には
直接的にその”価値観”が表明されている。
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「がらくた」遺伝子に隠れていた重要な役割

◆生命に役立つ機能、ゲノムの7割も…定説は2%)(朝日:リンク

これまでの科学では、「DNAがRNAを作り、RNAがたんぱく質を作り、たんぱく質が生体を作る」という一連の流れを、セントラル・ドグマ(中心定理)としてきた。たんぱく質を作らず、役割の不明な部分は「偽遺伝子」「がらくた」「ジャンクDNA」などと呼ばれ、研究の対象になることはあまりなかった。

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ゲノムのイメージを根幹から変えるncRNA

>これまで、タンパク質の合成を調節するRNAは100種類程度しか見つかっていなかったため、今後、この種のRNAの研究は大きく進展していくことになりそうだ。今後RNAの働きが解明されていくことで、人類の進化の仕組みや、遺伝、また、多くの病気や人間がもつ自然治癒力などについて、科学的な観点から解明されていくことになりそうだ。今後のRNA研究に、大きな期待が持てそうです。<97824

次のような記事を見ました。
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統合は分化の先端にある

>適応のための多様性の獲得、そのために遺伝子の変異を利用している(中略)種内に多様な個体がいれば、能力ヒエラルキー・淘汰圧が働き、種内の多様な個体による相互作用・協同作業により、種としてより多様な環境変化にも適応できます。「種の同一性維持」と「個体の多様性」は、各生命体が「種」へ可能性収束した実現態としての、遺伝子・個体・種の各層での有り様ではないでしょうか。<


なるほど。オスメス分化を否定する男女同権論は論外としても、われわれはつい、分化のみに目を向け、遺伝子の変異の方にのみ着目してしまう。個人主義のドグマにまだまだ嵌っているということでしょうか。

進化とは、外圧に対してより高度に適応していくことであり、分化も統合も、外圧適応のためにある。むしろ、統合は分化の先端にありますから、分化よりも統合の方が大切、と云ってよいでしよう。

分化とは統合のためにあり、その(統合という)枠を超え出ることは有り得ないから、「個性第一」、あるいは「集団から個へ」というテーゼは、完全に誤っていることになります。


 鈴木隆史
 

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