経験をコード化して記憶する遺伝子マーカーリンクから転載します。
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■マウス実験で記憶を形成する遺伝子マーカーが発見された
イスラエル、ヘブライ大学の研究チームは、脳が記憶を神経細胞同士の新しい結合の中に蓄える仕組みを解き明かすことを目的とした研究を行っていたところ、この発見をした。脳は記憶を蓄えるために遺伝子によって集められた新しいタンパク質を使っていることが知られている。マウスを使った実験で今回明らかになったのは、異なる経験が遺伝子活動にさまざまな変化を引き起こすということだ。

■実験内容とは…
例えば、病気にしたり、ご褒美を与えたり、あるいは電気ショックやコカインを与えたりといった経験だ。実験開始から1時間経過した時点で、マウスを殺し、記憶が形成されることで知られている脳内の7つの領域(海馬や扁桃)において発現している遺伝子を調べた。

■経験内容の中で同種類の遺伝子マーカーが現れた
結果、いくつかの経験は似たような反応を引き起こしており、その結果として驚くほど似た遺伝子マーカーが発現していたことが明らかになった。この発現した遺伝子を観察すれば、マウスがどの実験グループに属していたのか判別することもできた。その精度は90パーセント以上である。マウスは良い記憶と悪い記憶を別々の方法で保管しているが、マウス間では概ね似ているようだ。この発見は、動物の生涯における形成イベントの性質の理解を促進してくれる。
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■脳から色々な経験を取り出す
「特別な意味合いがあります。さまざまな経験を取り出せるわけですから」「コード化された各記憶は、それをコード化するために遺伝子のスイッチが入るという意味で、脳に独特な入力を行います」

■遺伝子活動のピーク
遺伝子活動がピークを迎えるのは、記憶が生じてからおよそ1時間後のことであるようだ。実験は死んだマウスで行われたものであるが、いずれ生きた動物や人間にも応用できるようになればと研究者は期待している。
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匿名希望